だいきらいなアイツと再会してしまった



「いけるね」

「うん、美味しい」


カリカリでほくほくな美味しい唐揚げを食べ終わったあと、あるお店の看板が目にとまる。



「占いの館……もしかして」

「入りたいの? ユメちゃん」

「……ちょっとね。知り合いがやってて」



レイくんのところかな。

同じテーマのブースが、そういくつもないだろうし。



「めちゃくちゃ行列だね」



たしかに長蛇の列ができている。

何分待ちなんだ。


しかし、これで確信した。



「やばーい。占い師、すごいイケメンだった」

「ね!」

「写真宝物にする~」

「ていうか、この人、あのお店にいたような……」

「どこどこ?」

「ほら。有名な――」



絶対ここにレイくんがいる。