「さすがだな~」 リイコちゃんが、色んな看板をまじまじと見ている。 「どうしたの?」 「装飾にかけてるお金が桁違いだよ。予算すごそう」 なるほど、さっそく偵察してるんだね。 「参考にしたかったけど。……できないかも」 「そんなことないよ。なにか、ひらめくかも」 なんとかリイコちゃんを励ましたいが、他に言葉が出てこない。 根拠のないことは言えないし。 「うん。そうだね、まわろ!」