アオコウの学園祭当日
雲ひとつない晴天、絶好の学園祭日和になりそうな朝。
「お待たせ、ユメちゃん」
「ううん。さっき来たところだよ」
待ち合わせたリイコちゃんと、いざ、アオコウの門をくぐる。
「人すごいね」
「うん。……はぐれないようにしなきゃ」
男子校の学園祭だというのに
見渡す限りが、女子。
「彼氏作りに来てる子が多そうだよね」
たしかに。
そう言われてみれば、そんな風に見えてこないこともない。
気合い入れてメイクしてる子、学園祭らしからぬファッショナブルな子……。
わたしたちは普段どおりの制服姿で逆に浮いている!


