薄手の毛布を赤星くんにかけると、スクールバッグを開く。 わたしも寝たいけど課題しておかなくちゃ。 こんなホテルに泊まって課題に追われてるの、わたしくらいだろうな。 もっと要領よく生きたいし余裕が欲しい。 「んー……」 さっそく一問目で躓く。 さっぱりわかんない。 赤星くんが起きてたら、こんなもの寝てても解けるってイヤミ言ってくるだろう。 寝顔だけは……綺麗。 天使みたい。 一生寝ててくれたらいいのに。