いかないよ! 「わたし……帰る」 どうぞホテルには赤星くん一人でのんびり泊まってください! 「こっちに来い」 「命令しないで」 またへんな雰囲気になる前に逃げなきゃ。 ――――コンコン 「失礼します」 部屋の扉がノックされ、スタッフの人が中に入ってくる。 ぞろぞろとテーブルに運ばれていくのは 美味しそうなフルーツ。 こんなのいつ頼んだの? 「全部捨てろ」 「……はい?」 スタッフさんが困惑する。 うわぁああ!? 「た、食べます! 置いておいてください!」