ぽかんと口をあけていると 鮎川さんに、そっと耳打ちされる。 「キスマーク」 えっ。 ……き……キスマーク? キスしたことがわかるの? 「なんにも知らないんだねえ」 「それは誰が見てもわかる感じの……?」 「たぶんね」 「どうやって消すの?」 「んー。自然に消える」 「いつ!?」 「さあ。何日かしたら」 そんなに残るものなの!? 「わざわざ見えるとこにつけてるのはオオフクちゃんは自分のモノって周囲に教えたいからでしょ」