「なあ」
「なに」
「やっぱり必要ないだろ」
「え?」
「オマエはバカなままでいい」
いいわけない。
少しでも学力上げたいよ。
「もっと生産性のあることしないか」
どうしよう赤星くんが何が言いたいのか全然わかんない。
「この先オマエが苦手なものは全部。俺がなんとかしてやればいいだけの話だろ」
……え?
「だから無駄なことするな」
「わ、わたしは赤星くんの力を借りて生きようとは思ってないけど」
なぜ赤星くんを頼る前提なの?
「無能のクセにか」
「無能は無能なりに生きれるの!」
「非合理的にか」
「とにかく。赤星くんのお世話になる義理も、ないし」


