「おじゃましま……ひゃっ」
玄関で制服にスプレーをふりかけられる。
焼き肉のにおい、とってる?
にしても強引すぎるなあ!?
「汚れ落としてこい」
そして、やっぱりこうなる。
「……なにしてるの?」
お風呂からあがると、赤星くんが、リビングの真っ白な壁に映像を映し出していた。
まるでそこは映画館のよう。
「わあ。……音も綺麗だね」
「先に観てろ」
そういうと、赤星くんが風呂場へと向かった。
わたしが退屈しないようにかけてくれたのかな。
赤星くんもそんな風に人に気を使ったりできるんだな。たまには。
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