「そんなの……赤星くんの自由だよ」 わたしにどうこう口出しする権利ない。 そばにいて、なんて頼んでないでしょ。 赤星くんが誰を選ぼうが、関係ない。 そう思うのに 吐いた言葉とは裏腹にモヤモヤした気持ちになるのは……どうして? 「その通りだ」 赤星くんが、わたしのスクールバッグを取り上げる。 「ちょ……返して!」 「言われなくても返してやるよ」 なに。なんなの。 すぐに返された鞄を見ると、 「……これ」 そこに、キーホルダーがついていた。