わたしの手を引いて歩き出す、赤星くん。
「はなして」
「オマエは目を離すとどこに行くかわからないから」
わたしは迷子の子供か!
「レイくんって……いつもあんなことしてるの?」
「知るか」
「まあ……カッコいいのは事実だし……モテるだろうけど」
女の子、とっかえひっかえって感じ?
あんな風に怒らせたり泣かせてるの?
引っかからなくて本当によかった!
「い、いたい!」
わたしの手首を握っている赤星くんの手に力が加えられる。
「アイツの話をするな」
……そんなに嫌いなの?
まあ、この男と相性合う人間探す方が難しいか。
「いつまでも握られてたら痛いよ」


