ママさんが、わたしのワンピースをみてギョッとする。 「す……すみません! 落ちますかね。えっと。クリーニング代」 お財布を出そうとしたママさんを 「気にしなくていい」 赤星くんが、止めた。 「もう行け」 「……ですが」 「服くらいどうにでもなる」 なんとも意外だった。 赤星くんが、自分から男の子を助けたり、こんな風に寛大なんて。 嵐でもくるの?