――――極楽。 「……わたしって単純なのかな」 広々とした湯船 最高オブ最高。 嫌なもの、全部、出てけ。 レイくんの、バーカ。 天使みたいな顔して悪魔とか! 悪質すぎ! ドリンクバーでの優しさも計算だったんだ。 どんなことすれば女の子が喜ぶとか そういうので動いてたんだ。 食事券をくれたのも 親切心からじゃ、なかった。 レイくんは嘘にまみれてた。 ……それを見抜けなかった自分が情けない。 男の子が苦手なクセに浮かれてた。