「今日のところは退散するよ」
【ユメちゃん】
【赤星くんと2人で仲良さそうにしてるの見て、ほんとはすごく嫉妬してた】
どうしよう。
レイくんと別れてからも
レイくんのことばかり考えちゃう。
「ボーッとするな」
「へ?」
気づけば赤星くんと、ダーツをする場所に来ていた。
あれ。
わたし、いつの間に、移動したんだっけ。
「投げろ」
「え!?……ど、どうやって」
「こうだ」
赤星くん、見事に的の真ん中にダーツの矢を的中させちゃった。
すごい。
つまりわたしは赤星くんから逃げてもスナイパーのごとく遠距離から狙われる可能性もあるってこと?
「やってみろ」
「……できないよ」
「やれ」
命令しないで!


