たった数秒ほどの沈黙が 無限に感じるくらい どうしていいか、わからない。 ねえ、レイくん。 顔、近いよ。 これじゃあまるで キス、するみたい―――― 「目。閉じて」 「なっ……なんで」 頬に、手をあてられる。 アイツとちがってゴツゴツしてない。 優しい手。 って、なに比べてるんだろう。 「嫌?」 心臓が、うるさい。