だいきらいなアイツと再会してしまった




グラスに桃のジュースを注ぐ。

これは、わたしの。


男の子のは……



「た、炭酸って大丈夫……?」

「あんまり好きじゃない」

「えっ……甘いのは、飲める?」

「あえて飲もうとは思わないね」



なにをオススメすればいいの!?



その条件なら、水かお茶の二択かと。



(せっかくドリンクバーなのに水は……)



迷いに迷ってグラスにウーロン茶を注いだ瞬間、勢いよく注ぎ口からお茶が流れてきてビックリしてしまう。


その様子を、隣からじっと見られていることに気づき、変に緊張してしまった。



「お待たせ!」

「行こうか」

「うんっ」


両手にグラスを持ち、並んで廊下を歩く。