だいきらいなアイツと再会してしまった



記憶がフラッシュバックする。



当時

いじめられたわたしを助けてくれた人なんて、学校には、誰もいなかった。



先生は、知らんぷり。


……それどころか、わたしの自主性と協調性のなさを指摘されて。



関係ない子も面白がったり

空気のように扱われたり



「やめて」

「だまれ」



……ここも

わたしの居場所には、ならなかった。



わたし、変われなかった。



弱いまま。