美しい人が視界に飛び込んできて、ハッとする。 やめやめ! アイツのことは忘れる。 取り乱せばアイツの思うつぼ。 万が一、また 気まぐれで嫌がらせしに来たりしても 絶対に無視してやる! それとも 一切ダメージ受けてないって感じでピンピンしててやろうか! 「どしたの。怖い顔して」 「な、なんでもないよ」 「昨日、王子に連れ去られたことと関係してる?」 「っ、え……」 「私という王子がいながら」