「……免除?」
「特待生は、金を払わずに入学できる」
トクタイセイ!?
す……すごい。
成績上位者ってこと、だよね。
それも常に。
わたしとおおちがい。
努力家すぎる。
勉強しなきゃいけないのに働いて……
家計のためだったの?
えらい!
この男にレイくんの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。
「なんだその顔は」
わたしの頭の中を読んだかのように、口元を歪ませる赤星くん。
「……べつに。レイくんいよいよ神だなと」
「アイツは俺の足元にもおよばないがな」
なに基準か知らないけど
人として比べ物にならないくらいできてるよね、レイくんの方が。
「わたしはレイくんみたいに完璧な人見たことないよ」
「完璧だと?」
「わたしにないもの、いっぱい持ってて。心から……尊敬する。ほんとに」


