「へ?」
…?
素っ頓狂な声が聞こえて思わず横井くんを見る
「ど、どうしたの?」
「え、いや…似合いそうとか…間宮から言われるとは思わなかった」
心底驚いたような丸い目をして私を見ている
ど、どゆこと?
「いや、間宮ってさ…なんか俺含め他人に興味なさそうだったから…」
え、うそ
そんなイメージなの?私
やあね
「そんなことないよ。普通に話してくれる人だったらそれなりに興味は持つし、それなりに見てるよ」
そんな一匹狼我が道を行く人間ではない
「横井くんは愛想もいいし、格好いいし、周りをよく見てて判断も早くて的確だし、優しくて雰囲気もいいからお洒落なカフェとかで働いてそうだなって思ったの」
私の、いやみんなの横井くんに対するイメージはきっとこんな感じだ
私はそれを言ったまでだ
…?
ふんすと鼻息を鳴らしていたら横井くんの歩くスピードが落ちる
「横井くん?」
振り向くと、片手で前髪をクシャッとして顔を覆った横井くんが「あー…」っと唸り声をあげていた
「どしたの?」
「…いや…なんか……ほ、褒め過ぎ…」
あ、もしかして
「照れてる?」
「う…あーもうそうだよ。まさか間宮からそんなこと言われるなんて思ってもなかったから…」
あらやだ珍しい
人気者の照れ顔だぜよ
みなさーんレアですよ〜
「…ありがとう、間宮」
?
「うん?」


