今夜もあなたと月、見ます。



やけに上機嫌になった響紀さんに送られて、結局その日はそれだけの会話で終わってしまった

私質問してないんですけど
とか思いつつ

見たことない表情を見せてくれた響紀さんやら、遊園地に遊びに行く約束やらで

浮き足立っていたんだ


くすりと笑って自分のベットに入る

私、もしかして今青春してるかもしれない

この夏休みに、私の知らない世界をもっとたくさん見れるかもしれない


もしそうだとしたら

高校最後の夏休みも、勉強漬けの毎日も、そんなに悪くないのかもしれない


今夜はよく眠れそうだ