今夜もあなたと月、見ます。



「…今日の質問していい?」

その体制のまま、いつもより響紀さんの熱を感じる状態でそう言った

「…いいですよ」


「晴は俺を怖いと思う?」


…え?

怖い?

「それは…」

どういう…




至近距離で私を見る響紀さんの目


怖い?なんて聞いておきながら
怯えているのはあなたの方じゃないですか?

と、聞いてしまいたくなるような

そんな弱い光で、私を見ていた


怖いって言われるのが怖いの?

なんでそんな表情をしているのか知らないけれど

ただ私は


「怖くないです」


はっきりと、私が思うことを伝えようと思った