魔導士は魔術具を作って魔術具屋に卸している。直接、王から魔術具作成の依頼が来ることもあるが、基本的には魔術具は王から認可を受けている魔術具屋を介して売買されなければならないと言う決まりがあるらしく、平民から貴族まですべて魔術具の購入は魔術具屋を通して行われるそうだ。だから、魔術具を魔術具屋に売ればお金が入ることは頷けるが、問題はその魔術具をどうやって作るかである。
魔術具を作るためには魔術が使えなくてはならない。リリエナは魔導士ではなく、魔術も使えないため、魔術具を作ることができない。
「わたしには魔術具は作れないよ」
しょんぼりと肩を落とすと、スープを飲み干したバーリーが首をひねった。
「何を言っている? 姫様に魔術具が作れないはずがないだろう?」
「え?」
リリエナはきょとんと顔をあげた。
「だから、姫様は魔術具を作れるぞと言ったんだ」
「で、でもバーリー、わたし、魔術を使えないよ……?」
「そんなはずは……」
バーリーは怪訝そうな顔をして、リリエナのふっくらとした頬に手を伸ばす。それから合点が言ったように、「ああ」と頷いた。
「なるほどな。今のままでは少し厳しいか。姫様、少しの間でいいから目を閉じてほしい」
「目を閉じるの? うん……」
魔術具を作るためには魔術が使えなくてはならない。リリエナは魔導士ではなく、魔術も使えないため、魔術具を作ることができない。
「わたしには魔術具は作れないよ」
しょんぼりと肩を落とすと、スープを飲み干したバーリーが首をひねった。
「何を言っている? 姫様に魔術具が作れないはずがないだろう?」
「え?」
リリエナはきょとんと顔をあげた。
「だから、姫様は魔術具を作れるぞと言ったんだ」
「で、でもバーリー、わたし、魔術を使えないよ……?」
「そんなはずは……」
バーリーは怪訝そうな顔をして、リリエナのふっくらとした頬に手を伸ばす。それから合点が言ったように、「ああ」と頷いた。
「なるほどな。今のままでは少し厳しいか。姫様、少しの間でいいから目を閉じてほしい」
「目を閉じるの? うん……」


