バーリーは口の周りをタオルで拭きながら、恨めしそうな視線をリリエナに向けた。
「姫様、というわけで、と言われてもよくわからないのだが……」
「だから、アナイスさんが安心して結婚するには、バーリーがお嫁さんを連れてこないといけないんだよ」
「だから、どうしてそうなるのだ」
「だって、料理を作ってくれる人がいないと、アナイスさん安心して結婚できないみたいなんだもん」
「だ、だから、どうして私が結婚……」
「だって、わたしがお嫁さんをもらうのはおかしいでしょ?」
何か変なことを言ったかとリリエナが首をひねると、バーリーに大きなため息をつかれてしまった。
「姫様、結婚はそう簡単にできるものではない」
「え、でもバーリー、モテモテでしょ? ほら、この前遊びに来てたデイジーとかいいんじゃない? デイジー、バーリーのこと大好きそうだったもん!」
デイジーは土の大精霊で、バーリーのことが大好きなのだ。彼女はこの前遊びに来ていた時にバーリーに詰め寄って、してくれなきゃ死ぬーっと大騒ぎをしていた。彼女なら二つ返事でバーリーの妻になってくれるはずだ。
デイジーの名前を出すと、バーリーが渋面を作った。
「姫様、結婚は遊びではない」
「わたしはとっても真剣だよ!」
「……真剣に、デイジーと結婚しろと?」
「ほかの人がよかった?」
バーリーは両手で顔を覆って天井を向いた。
「姫様、というわけで、と言われてもよくわからないのだが……」
「だから、アナイスさんが安心して結婚するには、バーリーがお嫁さんを連れてこないといけないんだよ」
「だから、どうしてそうなるのだ」
「だって、料理を作ってくれる人がいないと、アナイスさん安心して結婚できないみたいなんだもん」
「だ、だから、どうして私が結婚……」
「だって、わたしがお嫁さんをもらうのはおかしいでしょ?」
何か変なことを言ったかとリリエナが首をひねると、バーリーに大きなため息をつかれてしまった。
「姫様、結婚はそう簡単にできるものではない」
「え、でもバーリー、モテモテでしょ? ほら、この前遊びに来てたデイジーとかいいんじゃない? デイジー、バーリーのこと大好きそうだったもん!」
デイジーは土の大精霊で、バーリーのことが大好きなのだ。彼女はこの前遊びに来ていた時にバーリーに詰め寄って、してくれなきゃ死ぬーっと大騒ぎをしていた。彼女なら二つ返事でバーリーの妻になってくれるはずだ。
デイジーの名前を出すと、バーリーが渋面を作った。
「姫様、結婚は遊びではない」
「わたしはとっても真剣だよ!」
「……真剣に、デイジーと結婚しろと?」
「ほかの人がよかった?」
バーリーは両手で顔を覆って天井を向いた。


