リリエナが自慢げに籠をテーブルの上におくと、中を覗き込んだアナイスが丸い目を細めて微笑んだ。
「まあ、またこんなに取って来てくれたの?」
「うん! 今日はエピエピ茸も取れたよ。これ、コリコリして美味しいってアナイスさんが前言ってたやつでしょ?」
「ええ。よく覚えていたわね! スープにしても、炒めてもおいしいのよ。すごいわ、頑張ったのねリリエナ!」
アナイスは椅子から立ち上がると、ぎゅーっとリリエナを抱きしめる。
リリエナが得意げに胸を張ると、「うふふ」と優しそうに笑って立ち上がった。
「頑張ったリリエナには、美味しいミルクティーを入れてあげるわね」
アナイスはキッチンへ向かって手早くミルクティーをいれると、それをマグカップに入れて戻ってくる。手にはクッキーの入った包みもあった。
「今日はね、クルミ入りのクッキーを焼いて来たのよ。……それから、あなたに大事な話があってきたの」
「大事な話?」
アナイスが真剣な顔をして言う大事な話は気になったが、それよりもクルミ入りのクッキーの方が気になった。なぜなら、リリエナの背後で精霊たちの騒ぐ声が大きくなったからだ。
エンリーが「クッキー食べたいにょです!」と言っている声が聞こえる。まったく、食いしん坊な精霊たちだ。
(もう! ちゃんと残しておいてあげるから、しーっ!)
「まあ、またこんなに取って来てくれたの?」
「うん! 今日はエピエピ茸も取れたよ。これ、コリコリして美味しいってアナイスさんが前言ってたやつでしょ?」
「ええ。よく覚えていたわね! スープにしても、炒めてもおいしいのよ。すごいわ、頑張ったのねリリエナ!」
アナイスは椅子から立ち上がると、ぎゅーっとリリエナを抱きしめる。
リリエナが得意げに胸を張ると、「うふふ」と優しそうに笑って立ち上がった。
「頑張ったリリエナには、美味しいミルクティーを入れてあげるわね」
アナイスはキッチンへ向かって手早くミルクティーをいれると、それをマグカップに入れて戻ってくる。手にはクッキーの入った包みもあった。
「今日はね、クルミ入りのクッキーを焼いて来たのよ。……それから、あなたに大事な話があってきたの」
「大事な話?」
アナイスが真剣な顔をして言う大事な話は気になったが、それよりもクルミ入りのクッキーの方が気になった。なぜなら、リリエナの背後で精霊たちの騒ぐ声が大きくなったからだ。
エンリーが「クッキー食べたいにょです!」と言っている声が聞こえる。まったく、食いしん坊な精霊たちだ。
(もう! ちゃんと残しておいてあげるから、しーっ!)


