その理由に思い当たって背筋がゾッと寒くなった。 長時間この部屋を見ていたくなくて、思わずネガネを外す。 いつもの風景が戻ってきてホッと胸をなでおろした。 「あの男は最低だ」 クニヒコは呟くように言ったのだった。