LOVESS


「二葉さん?
三咲から聞いた話だと、息子が居るみたいだけど。
うちの陸と同じ歳の」


そう言って、成瀬もコタツへと入って来る。


「え?あの人、結婚したんですか?」


そう驚いてはみたけど、ヤクザでも結婚くらいするか。


「結婚はしてないみたいだけど…」


なんだか、歯切れの悪いその感じ。


結婚は、してないのか。

複雑。


「成瀬さん」

「なんだ?」


「私、成瀬さんと結婚して、本当に良かった」


「俺も広子と結婚して良かった」


あの二次会の時のように、私の肩に腕を回して引き寄せると、
成瀬は私の頬に軽く口付けた。