そう言うところまで考えていたんだ、って思うけど..ツライ。 『ごめんね、加恋..』 『うん、分かった..ありがとうね』 『こちらこそありがとう』 そう言う楓は、加恋を置いて..音楽室を去る。 トボトボと教室へ向かう途中、早々と向かいからは楓と..永遠の姿が見える。 何処へ行くのやら.. 階段を降りるふたりを見ていた。 ふたりの姿は見えないし、ゆっくりと教室内へ入っている。 教室内には晴がいるけど、姿を見るなり..礼クンと過ごす時間がお決まりだ。