楓の元を片時も離れない晴.. その日の夕方、加恋は永遠と礼クンと帰ることにした..。 前の方を歩くのはやっぱり晴と楓.. 『うわぁ、本気かよ?』 『な、何..』 下を俯く礼クンと、周りを見渡す加恋.. その側で、声を荒げる永遠.. 楓を想い見つめながらいたのか? ふたりを見ていたんだとは思う.. 永遠が指差す方には.. 周りの目すら見えないふたりの姿がある。 手を繋いでいるふたりの姿。 ..楓は照れている様子。 『あっちに行けよ..』