せ、晴.. 晴だよね。 遠くからでも分かる、晴の声が..。 『楓..綺麗じゃん..楓ちゃーん』 『楓ぇーっ♪ 』 晴..永遠.... ふたりともが楓を.. 加恋は砂浜にひとり佇み.. 帰ろうと思っていた時、 『加恋っ、おいでよ..』 『楓..』 楓が加恋の前に立ち、腕を引っ張ってくれてる。 『楓..加恋がいない方がいいよ..』 『晴がいるじゃん..』 『晴....たぶん、いや、何もない..何もない..』 『なあに?言ってよ..』