『梢ちゃん..』 『晴..先輩っっ..』 梢ちゃんが振り返り、気づいたのだろう。 隣にいた..楓の姿を。 お互いに頭を下げている、異様な光景を見てしまった。 『先輩っっ』 『梢ちゃん..実は..』 俺は隣にいた楓をチラッと見るけど、梢ちゃんは固まったまま..楓を見つめる。 『先輩、先輩が惹かれているって人なんですね..』 『晴..』 楓に呼ばれて、頷く俺は初めて..、ようやく言えたんだ。 『実は付き合っているんだ..』 『薄々は..』