だったんだけど、気持ちが揺れてしまったのは弱さの証。



目の前に広がるのは梢ちゃんの笑顔ばかりで..

いつしか見えていなかった。

周りが見えなかった。



再会して2週間が過ぎたとき、
隣にはいつも梢ちゃんがいる。



明るくて、居心地の良い梢ちゃんといた時間..。


気づいた時には..
キスを交わすまでになってしまった..。



遠くでは悩み、苦しんでいる楓がいるという事を知らずに..。

その近くには慰めている加恋と永遠たちがいる事も..。


『話しろよ..』