軽く聞くつもりが、嫉妬が深すぎた様子。 腕を引っ張っていたらしい..。 『今日の?』 『今日..一緒にいた..んんん、何もないから..』 『何だよっ、言えよ..。いつもみたいに..』 言葉を呑み込むけど、封印するけど.. 晴は強い口調で楓を叱りつける。 『今日誰か一緒にいた?女の子..』 『女の子..?』 目を泳がせる晴がいたけど..分かったんだ.. 『綺麗な子だよっ』 『後輩か?1学年下の子だよっ♪』 『後輩?』 『こずえちゃん..』