(“晴..、会えなかったね。帰れなかったね”) (“晴..どうかしたの?”) ..ひとり虚しくなってしまう放課後の帰路。 隣には大好きな晴がいない..。 ヨリを戻したばかりの晴.. いつだって隣で笑ってくれていた場面が浮かぶ。 翌日も休み時間や昼休みには、クラスには来てくれなかった。 それは1週間程、続いてきた..。 そしてこの日、見ちゃった.... 晴が.. 晴が.. 見知らぬ女の子と一緒に歩いているところ。 正夢..正夢だった..