「メディア、殺到してますね」
わたしたちはその光景を、署内からテレビ越しで見ていた。
「そうだな。 まぁメディアも注目するほどの、事件だったからな」
小野田課長は、テレビの画面を見ながらそう言っていた。
「裁判、どうなるんでしょうか」
と口を開くと、小野田課長は「どうなるんだろうな。……まぁ、裁判所がどんな判断を下すのか、だな」
小野田課長はテレビの画面を少し見つめた後、「よし、捜査始めるぞ!」と話した。
「はい」
「まず被害者の死亡推定時刻だがーーー」
その後は、黙々と捜査に打ち込んだ。
「門野さん、わたしあっちに行きます」
「じゃあ俺はこっちに行く」
「はい!」
一旦の捜査を終えて署に戻ったわたしたちは、遅めのお昼ご飯を食べることにした。
「日向、またこれから捜査?」
「ああ。行ってくるな」
「行ってらっしゃい」
わたしはコンビニで購入したサンドイッチやパン、コーヒー牛乳などを袋から取り出すと、そのまま食べ始めた。
「はぁっ……」
毎日ヒールで走り回らないといけないから、足がむくむ……。



