わたしたちはお互いに目を合わせると「はい」と返事をした。
「すぐに他のヤツも応援に来る。……早く行け!」
「「はい!」」
わたしたちは急いでさっきの倉庫へと走った。
「……間違いない。ここだね」
「せーので、行くぞ」
「分かった」
さっきまで閉まっていたその倉庫の鍵は、開いていた。間違いなくここに、拉致された女子高生たちがいる。
わたしと日向は拳銃を片手に握りしめ、そっと足を踏み入れた。
「……犯人はいないね。 今のうちに救出しよう」
「ああ」
わたしたちは両手を縛られて身動きの取れない女子高生たちに声をかけた。
「警察です。大丈夫ですか?」
「け……さつ……?」
「今解きますから、ちょっと待っててください」
日向とわたしは、女子高生たちの紐を解いていく。
「大丈夫ですか?怪我はないですか?」
「……はい。大丈夫、です……」
「よかった。痛い所はない?」
「はい……」
わたしは無線で「こちら笹野。拉致された女子高生たちを発見。無事に救出しました」と報告した。
「了解。応援が到着し次第、病院に運んでくれ」



