「お礼を言いたいのは、私の方なんだよ……」
「ん?」
「料理の楽しさを教えてくれたのは、お兄ちゃんなんだ!!」
お兄ちゃんは一瞬びっくりした表情を見せたが、直ぐにクスリと笑う。
「アスナの為になったのなら、良かった……」
「うん!」
今の生活の居心地良さに感謝しながら、学校に向かう。
校門では生活指導の先生が服装チェックをしているが、マニュアル通りの制服の私は挨拶をされるだけ。
別に、地味な格好が好みな訳じゃない。
「ん?」
「料理の楽しさを教えてくれたのは、お兄ちゃんなんだ!!」
お兄ちゃんは一瞬びっくりした表情を見せたが、直ぐにクスリと笑う。
「アスナの為になったのなら、良かった……」
「うん!」
今の生活の居心地良さに感謝しながら、学校に向かう。
校門では生活指導の先生が服装チェックをしているが、マニュアル通りの制服の私は挨拶をされるだけ。
別に、地味な格好が好みな訳じゃない。



