海と空の狭間で……

真剣な表情のお兄ちゃんは、話し掛け辛い雰囲気が出ている。


でも、私に気付くと笑顔を見せてくれた。


「あれ?
アスナいつからそこにいたの?」
「あ、今来た」
「なら、良かった」
「あのね……。
お兄ちゃんに相談があって……」
「どうした?」
「明日、友達が家に来たいて言ってるんだけど……。
駄目だよね?」


お兄ちゃんがニコッと笑う。


「大丈夫」


迷惑をかけるかもと緊張していたが、言って良かった。


ホッと胸を撫で下ろす。