海と空の狭間で……

恐る恐る目を開けると、嬉しそうな顔をした空が抱き付いて来た。


「アスナ!おはよう!」
「アスナに抱きつくんじゃねーよ……」


私に抱き付いた空を引き剥がすお兄ちゃん。


「ただの、朝の挨拶だし!!」


空も1歩も引かない。


パッと聞いたら、喧嘩をしているように感じるが、2人の顔は何処か楽しそうだ。


ふと、スマホの時計を見ると7時を少し過ぎている。


「うわぁ!朝寝坊した……。


これじゃ、朝ご飯作る時間無いよ……」