海と空の狭間で……

「せっかく、空との事を許したんだから笑えよ__」


そう言ったお兄ちゃんの顔は普通で、私の事を好きだと言ってきたのは夢だったんじゃないかなんて思えてしまう。



「う、うん……」
「俺の事は気にするな__。ただ__」
「ん?」
「空に泣かされるような事が有ったら、俺を頼れよ」


「俺がアスナの事、泣かす事なんて事は有りませんから」


そう言って、お兄ちゃんに近付いて来た空。