海と空の狭間で……

「俺、アスナの事大事にするよ!」


少し切なげな笑顔を浮かべながら、私の髪を撫でる空。


その理由は、お兄ちゃんが私の事を好きだと知っているからかも知れない。


「絶対、大切にする……」


そう言って、私の手の甲に軽いキスをする。



嬉しい__


凄く嬉しいはずなのに、心に棘が刺さったみたいに苦しい気持ちも有る。



「幸せにならなきゃね……」
「ああ。

絶対幸せにする__」