お洒落な夜景が見えるホテルのディナー。


目の前には、エビが乗ったサラダが運ばれてきた。


なんだか、少し緊張しながらフォークに手を伸ばすとサラダを口に運ぶ。


目の前にはお兄ちゃん。
横には空。


そんな光景を見ながら、これからずっと3人で居られる幸せを噛み締めた。


ふとした瞬間、お兄ちゃんと目が合う。


今までこんな事くらい沢山有ったはずなのに、緊張感が増して喋って誤魔化したい衝動に駆られる。