海と空の狭間で……

何より、空が喜んでくれる事が嬉しくて堪らない。


幸せを噛み締めていたら、部屋のドアがノックされた。


空がドアを開くと、無表情のお兄ちゃんが立っている。


無表情だからか不機嫌な表情に見えて、また何か一波乱起きるんではないかと不安に感じた。


「何か手伝う事有るか?」


しかし、お兄ちゃんの口から出た言葉は意外な物。


その一言で、お兄ちゃんが空を許してくれた感じがして顔がにやけてしまう。


幸せを感じていると、インターフォンが鳴り響いた。