海と空の狭間で……

空が、心配そうな表情で私の顔を覗き込んでいる事に今気付いた。


「緊張しなくて良いよ。

て、そう言われても緊張するか!!」


そう言いながら、私の頭を撫でる空の声にホッとした。


空も緊張しているはずなのに、常に私の事を気遣ってくれている事実にホンワカした気分になれる。


私も空を少しでも安心させたい__


だから、笑う。


「空が付いていてくれるから、大丈夫だよ!」


何度も通った道。