海と空の狭間で……

私の頭を優しく撫でた。


似ているんだ__


ひとりぼっちになった私を元気付ける為に、お兄ちゃんがしてくれた事と。


ずっと、一緒に居てくれた。


優しく髪を撫でてくれた。


決して言葉は多くは無かったけど、どれだけそれに救われただろう。


「じゃあ、準備しようかな」


そう言って、ベッドから起き上がる空。


少し気怠げな仕草に色気を感じてしまう。


ああ__


この人を好きになって良かった。


心の底からそんな風に思える事を幸せに思う。