「かすみ、喜ぶかな……?」
「うーん。

アスナが学校を辞めるて知ったら怒るんじゃないかな?

まあ、百発百中悲しむのは確かだね」


「だ、よね?」


モヤモヤする気持ちを誤魔化す為に笑う。


「なあ、アスナ__」
「ん?」
「とりあえず、学校は辞めない方がいいよ。
なんなら、このマンションの気に入った部屋に住んでも良いし!

もっとさ、俺に甘えてよ?

何より、自分の事をもっと考えろ。な?」