海と空の狭間で……

「かすみちゃんに手紙書いたら、お土産と一緒に渡して置くよ!!」


そう言いながら、車を降りる空。


どうしたらいいか分からずに、ボーッとしているとドアが開いた。


「手紙書いたら送るから__」


空の家にお邪魔するつもりは無かった。


でも、手紙を書くだけの僅かな時間なら仕方が無い。


「う、うん」


車を降りるとエントランスに向かい、カードキーで自動ドアを開く空を見ていた。