海と空の狭間で……

少し私から離れ、何処かに電話する空の姿を眺めた。


それから、10分後くらいには水族館を出て駐車場に移動する。


そこには、黒塗りの高級車。


中に入った物の、どう見ても一般人では無さそうな風貌の運転手。


「アスナ」
「ん?」
「せっかくだから食事しない?」


朝まで行く所はない。


それに、正直、まだ空と一緒に居たい__


……今だけ。


「う、うん……」
「ありがとう!!」
「こ、こちらこそ……」