海と空の狭間で……

「じゃあ、恋愛対照としては見ていないんだね?」


それは、無い__


「うん……」
「良かったぁ!!」


本当に安心した笑みを浮かべ、地面に座り込む空。


て、こんな心配をされるって事は私自身にもブラコンの気が有るのだろうか。


変な事で空に心配を掛けないように、発言には気を付けないといけない。


「お兄ちゃんは家族として好きなんだ……。
空は男性として好き……。


好きの種類が違うの__」