海と空の狭間で……

空とお兄ちゃんは真逆だと思っていたけど、心配性な所がそっくりだ。


心の何処かで、前みたいに屋上で2人っきりになれるのを期待していた。


でも、空が誘ってくれる事は無く、時間だけが過ぎてゆく。


私の事を気遣ってそうしている。


それは分かっているけど、ガックリしてしまう。


繰り返される授業と休み時間を繰り返し、昼食の時間になった。


ニタニタしながら、私の元に近付いて来るかすみがぷっくりとした唇を開く。