海と空の狭間で……

「学校が終わったら、直ぐに出てこいよ!」
「うん!
行ってきます!!」


心配性なお兄ちゃんのセリフに返事を返すと、学校の敷地に入る。


空に会うのが楽しみで、歩くスピードが早くなっていく。


上履きを履き替え、教室に入ると空の姿が視界に入る。


その姿を見れるだけで、幸せ__


そう思っていたのに、もっと近付きたくなるし声を聞きたい。


欲求は膨らんで行くばかりだ。